RYUSUISYA
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   僕が考える霊能力者とは、適切な霊能技術を持ち、その力を行使する職人です。

   全く技術が伴わず知識も経験も無い大工さんに、一から家を建てる事は不可能ですし、やり方によっては命の危険が伴います。視えない世界の霊能技術もそれと同じく、厳しい修行の中で正しく学び、技術として落とし込まないと施術者も依頼者も危険に晒してしまいます。

   そういった命の危険がある、下手をすれば周りにも自身の家族にも危険な迷惑を掛ける可能性がある仕事だという事を最初に知って頂きたいです。

   霊能は確かに、正しく学べば誰でも身につける事は可能です。しかし、そこには必ず削ぎ落さなければいけないものや、捨てなければならないものが出てきます。やらなければ良かった、目指さなければ良かった。そう思えるだけ幸せなくらい、身を切られるくらいの何かを捨てなければいけない。お金に執着がある人はお金、承認欲求が強い人には承認欲求がまったく満たされない。その執着を捨てなければ決して成長せず、一切身にならずに時間を無駄にする。霊能技術を身につける上で、執着を捨てなければ実際に起こる事です。大事な何かを捨ててでも、それでも前に進む。それだけの【覚悟】を持っていなければ、やる意味がありません。そして中途半端に辞めれば、一切の技術や力を取り上げられる可能性もある。

   霊能力者とは、そういった事を覚悟を持って乗り越えた先にある技術の世界です。一般の世の中で生きるなら、目指さない方が幸せだと私は考えています。もし学びたいと思う方は一度よく考えてみて下さい。大切な家族、友人、恋人、地位、名誉、お金、様々な欲求。すべてゼロになるかも知れないし、捨てなければいけないものも出てくるかもしれない。相手の幸せを願うという事は、必ず自分自身もその輪に入れるとは限らないという事。それが正しい事であれば、迷い無くその選択が出来る【覚悟】が必要なのが霊能力者という生き方です。

   それを踏まえた上で学びたいという方は、龍粋舎にてお待ちしております。